行司になるには
行司になるには
45人の行司の定員に欠員があり、部屋の師匠と行司会から相撲会に採用願書を提出し 、理事会の承認を受けた、義務教育を修了した満19歳までの男子ならば行司になることが出来ます。幕下格より下の行司は「行司養成員」とされ、立行司を含む師匠の年寄が養成にあたります。3年間見習いとしての養成期間があります。養成期間は、行司部屋で格上の行司から軍配の扱い、発声練習、相撲文字などの基本を学び、所属している部屋や巡業先で実践練習をすることになります。行司の実務については、立行司と行司委員会が指導を行います。また、一門の先輩行司や行司会の「監督」も指導します。幕下格以下の行司には師匠がいていろいろと教授されますが、十両格以上になると、自分で行司としての人格と技量を磨かなくてはならなくなります。十両格になると、協会から給料が出て部屋では付け人がつきます。 行司の成績評価は本場所ごと、巡業ごとに審判部長、副部長、巡業部長、指導普及部長、監事が行い、一定の基準に基づいて考課表を作成し、理事会に提出されます。それに基づいて理事会は行司の階級順位を編成します。行司最高位である立行司は、この成績評価の対象から除外されています。
立行司が成績評価から除外されるというのは、楽になる感じがしますが、協会関係者、相撲通などの厳しい目に晒されるということなので、ものすごいプレッシャーがありそうですね。所作、言動や日常生活の一つ一つに気を配らなければならないというのは大変だと思います。その他の格闘技・武道・武術のレフェリー、審判でこれだけ厳格に教育されているものがどれだけあるのか、とちょっと考えてしまいました。

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